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2021.01.04すべて
グリッド型システム天井と内装解体?グリッド型システム天井とは?
みなさんは、内装解体に関係する天井で「グリッド型システム天井」というものがあることはご存じでしょうか?
グリッド型システム天井とは、システム天井の中の1つです。
では、グリッド型システム天井とは一体どんなもので、内装解体とはどんな関係があるのでしょうか。
今回は グリッド型システム天井と内装解体 グリッド型システム天井とは についてわかりやすくご紹介します。
グリッド型システム天井とは一体どんなものか?
みなさんは、グリッド型システム天井とは一体どんなものかご存じでしょうか?
内装解体に関係するグリッド型システム天井を一言でいうと、
「グリッド型の枠に、天井板が取り付けてあるシステム天井」のことです。
グリッドとは、格子状・方眼状などのように、直線が縦横に規則正しく並んだ構造のことをいいます。
具体的には、オセロ盤・碁盤・将棋盤のようなデザインのことです。
ちなみにシステム天井とは、空調や照明などの設備が天井板と一体化した天井のことです。
グリッド型システム天井の構造とは?
こちらでは一般的なグリッド型システム天井の構造についてご紹介します。
①吊りボルト
吊りボルトとは、上階床スラブのアンカーボルトから、吊り下げられているボルトのことです。
実際に、グリッド型システム天井を吊り下げているボルトです。
➁吊りボルト支持具
吊りボルト支持具とは、吊りボルトを受けるための金具です。
コンクリート・軽量鉄骨・木材などあらゆるものに取り付けることができます。
➂メインバー・クロスバー
メインバー・クロスバーとは縦横の枠のことです。
この縦横の枠が、グリッド型システム天井の名前の由来です。
④照明・空調設備
照明・空調設備とは、パネルの上に載せてある照明・空調設備のことです。
⑤パネル
パネルとは、天井板・化粧板のことです。
グリッド型システム天井の10の特徴
グリッド型システム天井には次の10の特徴があります。
❶直線が縦横に規則正しく並んだグリッド型のシステム天井
❷主にオフィスの天井に採用される
❸見栄えが良く、美しいデザイン
❹一般的に枠は、600mm~640mm角のサイズが多い
❺柔軟なレイアウト(配列)が、実現できる
❻従来型システム天井より、施工が簡単にできる
❼在来型天井よりも、リーズナブルな価格で設置ができる
❽パーティション・間仕切り壁の設置がやりやすい
❾吸音性が低い
❿解体の時に産業廃棄物が出にくい
などがあります。
グリッド型システム天井での内装解体の流れ
グリッド型システム天井は取り付け施工が早くできます。
よって、内装解体も早く解体することができます。
内装解体の流れは、次の通りです。
❶パネルを全てはずす
❷電線・配管などを全て切断、骨組みを全て露出させる
❸吊りボルト・メインバー・クロスバーを切断
❹解体材を現場から運び出す
❺掃除して全て完了