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2020.07.26すべて

スケルトン工事の基本!スケルトン工事とは一体何か?

 

みなさんは「スケルトン工事」が、一体どんなものかご存知でしょうか?

 

 一般的にスケルトン工事は、内装解体の1つといわれています。

 

 今回は、スケルトン工事の基本 スケルトン工事とは一体何か についてわかりやすくご説明させていただきます。

 

「スケルトン工事」はどんな時に発生する工事か?

 

スケルトン工事とは、どんな時に発生する工事なのでしょうか?

 

 一般的にスケルトン工事が発生するのは次のケースです。

 

借りている物件(店舗、テナント、オフィス)をリニューアル、改築、内部劣化による修理、内部構造の強化、返却、退去する時に発生します。

 

ただし、いずれのケースも必ず発生するわけではありません。

 

一般的には、借主が物件を賃貸する時に「スケルトン工事で返却する」と、契約した時のみです。

 

なので、物件を賃貸する時には、スケルトン工事の有無をしっかりと確認されることをおすすめします。

 

「スケルトン工事」とは一体どんな工事か?

 

スケルトン工事とは、一体どんな工事のことなのでしょうか?

 

「スケルトン」の建築用語での意味は、建物などの骨組み、駆体 (くたい) 、内部の構造が透けて見えること、という意味になります。

 

スケルトン工事を一言でいうと、建物の内装造作の全てを解体・撤去して、基礎・柱・梁などの構造体を露出させる工事のことです。

 

スケルトン工事のわかりやすい例として、鉄筋コンクリート造においての「コンクリートの打ちっぱなし」の状態のことがあてはまります。

 

よって、フルスペックのスケルトン工事とは構造体の露出に加え、電気、水道、排気ダクト、ガス、電話、インターネット回線などの基本設備の全てを解体・撤去した状態のことになります。

 

ちなみに建物の内装造作とは、天井・壁・フロア・ドアなど内装が完成した状態の時に見える化粧材が取り付けられた建築物のことを指します。

 

「スケルトン工事」の7つのメリット!

 

ハードで、大がかりなスケルトン工事ですが、スケルトン工事を行うメリットは何があるのでしょうか。

 

スケルトン工事には、次の7つのメリットがあります。

 

①物件の新規の借主のイメージする内装を造ることができる

 

② 経年劣化した内装や設備を刷新することができる

 

③物件が入っている建物自体の価値が上がる

 

④居抜き物件よりも、内装コストがかえって安くなる場合もある

 

⑤原状回復物件よりも、客層を劇的に変えることができる

 

⑥物件の新規の借主のやる気や本気度が伝わる

 

⑦構造体の劣化や腐食を見つけることができ、建物を長持ちさせることができる

 

スケルトン工事は、一見手間と金額がかかりそうに見えます。ところが、それ以上に建物のオーナー様、物件の新規の借主様、物件を利用されるお客様に多大な見返りが予想されます。

 

スケルトン工事は、優秀な解体業者を選ぶことで、手間、金額、期間などを低減することも十分可能です。