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2020.10.17すべて
ビルオーナーと内装解体!ビルオーナーとは一体どんなものか?
みなさんは、内装解体には「ビルオーナー」が関係することはご存じでしょうか?
ビルオーナーは、テナントなどと並んで、内装解体には深く関係しています。
では、ビルオーナーとは一体どんなもので、内装解体とはどんな関係があるのでしょうか。
今回は ビルオーナーと内装解体 ビルオーナーとは一体どんなものか についてわかりやすくご紹介します。
ビルオーナーとは一体どんなものか?
みなさんは、ビルオーナーとは一体どんなものかご存じでしょうか?
内装解体に関係するビルオーナーを一言でいうと「ビルオーナーとは、ビルの事実上の持ち主」のことです。
ビルオーナーの本業とは?
ビルオーナーには様々なタイプがいます。
ある不動産会社の発表した賃貸物件オーナーの職業別ランキングをご紹介します。
1位 会社員(一般社員)
2位 会社員(管理職)
3位 会社経営者・役員
4位 自営業
5位 不動産経営専業
なので、現在のビルオーナーのほとんどが、一般の会社員ということです。
意外にも、不動産経営専業は5位でした。
※こちらは、全ての賃貸物件を含むランキングであり、大型ビルのみではありません。
ビルオーナーの2つの業務
こちらでは、ビルオーナーが直接的に自社ビルの運営をしているケースでご紹介します。
すると、ビルオーナーには次の2つの業務が発生します。
①ビルのメンテナンス業務
ビルのメンテナンス業務とは、ビル本体のメンテナンス業務のことです。
こちらはビルの美観・設備の維持・衛生面の維持・安全面の維持・駐車場の管理などを行う業務です。
なので、ビル全般に目を光らせておく必要があります。
➁ビルのプロパティマネジメント業務
ビルのプロパティマネジメント業務とは、ビルに入居するテナントを管理する業務のことです。
空室がある場合は、テナントを誘致したり、賃貸契約・賃料交渉などの対応、テナントからのクレーム対応、賃料の回収などがあります。
また、こちらの業務の中には、テナントが退去したり、リニューアルする時には内装解体の対応も含まれます。
ビルの実際の管理はビル管理会社が代行している
現在ビル管理は、ビルオーナーとは別組織の、ビル管理会社が管理しているケースが増加しています。
その理由は、ビルオーナー自体が本業を持っており本業が忙しく、ビルの管理まで手がまわらないからです。
もう一つの理由として、ビルの管理は多岐にわたり、最近特に煩雑化しており、ビルオーナー1人では対処できないからです。
なので、一般的なビルの場合、ほとんどビル管理会社が管理を代行していると考えらえます。
ビルオーナーと内装解体の関係
賃貸ビルにおいて、内装解体は頻繁に発生します。
ビル内の物件の数だけ、テナントがあることから、大きいビルになると毎月のように内装解体が行われます。
ビルオーナーが関係する内装工事には「A工事」と「B工事」があります。
A工事は、施工業者指定と費用負担の両方をビルオーナーが担当します。
B工事は、施工業者指定のみをビルオーナーが担当、費用負担はテナント側の借主が負担します。