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2020.08.08すべて
内装解体での施工主とは?施工主とはだれのことで何をやるのか?
みなさんは、内装解体に「施工主(せこうぬし・せこうしゅ)」という言葉があることはご存じでしょうか?
「施工主」という言葉は、一般のお仕事ではほとんど使われない言葉ですが、内装解体などの「工事」が関係する現場では、現在でも使われています。
では、内装解体においての施工主とは一体どんなものなのでしょうか。
今回は内装解体での施工主とは 施工主とはだれのことで何をやるのか についてわかりやすくご紹介します。
内装解体での施工主とは?
みなさんは、内装解体での施工主とは、一体どんなものかご存じでしょうか?
内装解体での施工主を一言でいうと「内装解体工事を依頼されて、現場で内装解体工事を行う人」のことになります。
一般的に施工主は、内装解体会社を運営している人・組織になります。
また、お客様である発注者から、内装解体工事を依頼されて、現場で内装解体工事を直接行う人・組織ということでもあります。
施工主と施主は真逆の意味になる!
内装解体工事には、今回ご紹介した「施工主」の他に「施主(せしゅ)」というものがいます。
「施主」とは、内装解体工事の依頼者のことで、工事の発注者のことになります。
ちなみに「施主」と「施工主」は似ていますが、意味は全く真逆の意味になります。
まとめると、「施主」は内装解体工事のお金を払ってくれるお客様であり発注者のことです。「施工主」は工事をすることで、代金をいただく側になります。
施工主は建築基準法では「工事施工者」と呼ばれている!
ところで「施工主」という言葉は、建築・解体業界での通称です。
いわゆるその業界でのみ通用する言葉です。
「施工主」は、建築基準法上や契約書上では「工事施工者」という言葉で呼ばれます。
工事施工者には次の2つがあります。
①請負契約ありで工事を行う人・組織
②請負契約なしで工事を行う人・組織
①も②も、大きな意味では、現場で内装解体工事を行う人・組織になります。
ただし①と②には「請負契約のあり・なし」という大きな違いがあります。
工事施工者での「請負契約のあり・なし」の違いとは?
工事施工者は、次の2つのグループに分かれます。
それぞれの違いについてご紹介します。
①請負契約ありで工事を行う人・組織
請負契約ありで工事を行う人・組織とは、お客様である発注者と、工事・管理に関する「請負契約」を行った人・組織という意味になります。
工事施工者は「請負契約」を結んだことで「受注者」や「元請け」という呼ばれ方もします。
一般的には発注者から工事を受注した「内装解体会社」のことを指します。
②請負契約なしで工事を行う人・組織
請負契約なしで工事を行う人・組織とは、お客様である発注者と、工事・管理に関する「請負契約」を結んでいない全ての人・組織のことになります。
ちなみに請負契約を簡単にいうと「工事が完成したことで、報酬が支払われる形式の契約」のことです。