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2020.07.28すべて
内装解体の流れ!問い合わせから完了まで!
みなさんは「内装解体の流れ」についてご存じでしょうか?
物件を借りていると、いつかは内装解体をして返却する日がきます。
ところで、初めての内装解体であれば、何をどうしてよいのか、わからないというのが正直なところではないでしょうか。
今回は、内装解体の流れ 問い合わせから完了まで についてわかりやすくご説明させていただきます。
内装解体の流れ!
初めての内装解体であれば、わからないことだらけですよね。
こちらでは、内装解体工事の流れについてご紹介させていただきます。
注意:内装解体業者や工法によって流れが異なる場合があります。
①貸主と借主で、物件の内装解体に関する打ち合わせ
ここからが、内装解体のスタートです。
一般的には、物件を借りた時の「契約書」を元に、内装解体の打ち合わせが進められます。
ただし、現況の内装の状態と物件の次の借主次第で、原状回復仕上げにするのか、スケルトン仕上げにするのかが変わってきます。
②内装解体業者へのお問い合わせ
工事内容が決まれば、次は工事を依頼する内装解体業者探しに入ります。一般的には複数の業者から探します。
複数の業者とコンタクトがとれたら、現場と解体内容を伝え、それぞれに見積の作成を依頼します。
③内装解体業者の決定・契約
複数の内装解体業者から、価格、工法、工期、廃材の処分などの見積をもらい、実際に依頼する業者を決定します。
その後、契約を結びます。
④現場での打ち合わせと近隣調査
内装解体業者と発注者で実際に現場に行き、工事の詳細を打ち合わせます。足場の持ち込み、廃材の搬出通路などの確認もします。
また、この時解体現場の近隣の調査も行います。
⑤現場周辺のテナントへのあいさつ回り
内装解体工事の開始日が正式に決まったら現場へ行き、現場周辺のテナントへのあいさつ回りをして、了解を取り付けます。
内装解体になると、振動、騒音、ホコリ、解体業者の出入り、通行止め、足場の設置などがあり、現場周辺のテナントには迷惑をかけてしまうので、しっかりと挨拶をしておきます。
⑥解体前の撤去
解体前の撤去とは、内装造作の解体に入る前に、家具や機材など現場から持ち出せるものは全て持ち出し、内装解体がしやすい環境を作っておくことです。
⑦基本設備の停止
基本設備の停止とは、電気、水道、ガス、電話、インターネット回線など、内装解体に支障があるものは、全て事前に停止しておくことです。
⑧現場養生
現場養生とは、解体現場の中でキズをつけてはいけないもの、残すもの、ホコリがかぶってはいけないもの、汚れてはいけないものにカバーを被せることです。
解体材を運ぶ通路も養生をします。
⑨足場の設置
足場の設置とは、現場の天井や高所での解体がある場合に、足場をあらかじめ設置することです。
⑩内装造作・床材の解体・撤去
内装造作・床材の解体・撤去をします。
⑪基本設備解体・撤去
こちらは、契約によりますが、既存の基本設備の解体まであれば、全て解体・撤去します。
⑫現場養生・足場の撤去
現場の解体終了後に養生・足場の撤去を行います。
⑬現場清掃
解体後は現場が汚れているので、現場をきれいに掃除します。
⑭廃棄材の処分
現場で発生した廃棄材をトラックに積み、処分場へ持ち込みます。
⑮内装解体工事の完了
全ての手順が完了したら、担当の責任者が、現場の点検を行います。
問題がなければ依頼者に連絡をして工事完了を伝え、完了になります。