内装解体工事を詳しく解説②

 

内装解体工事を依頼する際のポイントを紹介します。

工期を確認する

オフィスや事務所、店舗などが退去する際に行われる原状回復工事は、一般的に賃貸契約期間内に工事を完了させる必要があります。
この期間内に内装解体工事が完了しなければ、追加の家賃や違約金等が発生する可能性があります。

そのために、内装解体工事を依頼するにあたっては内装解体がいつ終わるのかを、しっかりと確認しておくことが大切です。
また、解体工事では予期せぬトラブル等が発生するケースもありますので、スケジュールには余裕をもちましょう。

隣接した店舗等への挨拶や配慮をする

内装解体工事を行なう際には、騒音や振動、埃の発生など、少なからず隣接した店舗に迷惑をかけることとなります。

工事前の挨拶まわりは重要で、解体工事の直前ではなく一週間以上の余裕をもって挨拶を行うとよいでしょう。
挨拶は依頼者と解体業者が一緒に行くのがベストです。

階段や廊下、エレベーターなどの共用部分については、傷や汚れ等がつかないよう十分養生することが必要です。
また、埃が飛散しないよう密封をしたり、可能な限り騒音が発生しないよう業者に配慮してもらったりする必要があるでしょう。

特に床や壁の斫り作業の際は騒音や振動のクレームの対象になりやすいため、作業を行なう時間や方法も含めた十分な打ち合わせが必要でしょう。

リフォームをする際はしっかり打ち合わせをする

リフォームで内装解体工事をする場合、どこを残してどこを解体工事するのか等、細部にわたって入念に打ち合わせをしておく必要があります。
残しておきたいものまで解体工事してしまう等のトラブルを回避することにつながります。