内装解体工事を詳しく解説⑥

 

内装解体工事の流れ

内装解体工事は解体業者が作業を行いますが、施主も工事の流れを知っておくことをおすすめします。
ここからは内装解体工事がどんな流れで進んでいくのかを紹介します。

産業廃棄物の処理

床材を撤去したら、内装解体工事によって発生した産業廃棄物の処理をします。
内装解体工事で発生した廃棄物やごみを適切に処理しなかった場合、罰せられる可能性があるために注意しましょう。
産業廃棄物の処理は、解体業者にマニフェストと呼ばれる書類を提出してもらうことで廃棄物が適正に処分されたかを確認する事ができます。
マニフェストは、産業廃棄物の処理の流れを記載した書類です。
この書類には、廃棄物の数量や種類、運搬業者、処分業者などが記載されています。
マニフェストを見れば、廃棄物がどのような流れで処理されたのかが分かります。

室内清掃

内装解体工事で発生した産業廃棄物の処理が適正に終わったら、足場の解体と回収、室内清掃を行います。
解体工事の作業中にゴミや塵、埃が出ているので、しっかりと清掃を行って綺麗な状態にします。
室内清掃は重要な作業なのです。
最後の清掃までを丁寧にしてくれる解体業者であるのかどうかも、業者選びの際に忘れずに確認しておきましょう。
室内清掃が終われば内装解体工事は完了となります。