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2020.10.25すべて

容器包装リサイクル法と内装解体!容器包装リサイクル法とは?

みなさんは、内装解体に関係する法律で「容器包装リサイクル法」という法律があることはご存じでしょうか?

 

飲食店のテナントの内装解体をすると、不用品が大量に発生します。

 

その不用品の排出に関係してくるのが容器包装リサイクル法です。

 

では、容器包装リサイクル法とは一体どんなもので、内装解体とはどんな関係があるのでしょうか。

 

 今回は 容器包装リサイクル法と内装解体 容器包装リサイクル法とは についてわかりやすくご紹介します。

 

容器包装リサイクル法とは一体どんなものか?

 

みなさんは、容器包装リサイクル法とは一体どんなものかご存じでしょうか?

 

内装解体に関係する容器包装リサイクル法を一言でいうと「容器・包装の廃棄物を、リサイクルシステムを構築することにより、一般廃棄物の減量化・再生資源化を促進する法律」のことです。

 

モノを入れたりする「容器」や、モノを包んだりする「包装」で、中身を使うと不用品になるものが容器包装リサイクル法の対象になります。

 

容器包装リサイクル法の施行はいつか?

 

容器包装リサイクル法の正式名称は「容器包装に係る分別収集及び再商品化の促進等に関する法律」といいます。

 

平成7年6月成立、平成9年4月一部施行、平成12年4月完全施行されています。

 

直近では、平成20年4月に改正容器包装リサイクル法が完全施行されています。

 

容器包装リサイクル法の対象になる「容器」と「包装」

 

こちらでは、容器包装リサイクル法の対象になる「容器」と「包装」についてご紹介します。

 

▢再商品化義務の適用品目

 

再商品化義務の適用品目とは、特定事業者に再商品化義務が発生する品目のことです。

 

以下の4品目が再商品化義務が発生します。

 

①ガラスびん・ガラス容器

 

透明・茶色・緑色・その他有色の全てのガラスびん・ガラス容器が対象になります。

 

➁ペットボトル

 

こちらは指定PETボトルが対象になります。

 

清涼飲料・ミネラルウォーター・お茶類・酒類・乳酸菌飲料・発酵乳・特定調味料(しょうゆ・しょうゆ加工品・みりん風調味料・食酢・調味酢・ドレッシングタイプ調味料)のペットボトルが対象になります。

 

➂プラスチック

 

こちらは指定PETボトルを除いた、その他のプラスチック製容器包装が対象になります。

 

白色の発泡スチロール製食品用トレイ・シュリンクパック・シュリンクフィルム・ラベル・テープ・フィルム袋・レジ袋・ステッカー・シールが対象になります。

 

④紙類

 

こちらは飲料用紙パック・段ボールを除いた紙類が対象になります。

 

ほとんどの包装紙・紙製箱・紙袋が対象になります。

 

内装解体と容器包装リサイクル法の関係

 

一般的に飲食店・物販店・住宅の内装解体をする前には、多くの不用品がでます。

 

不用品の中には、ガラス容器・ペットボトル・プラスチック類・紙類が多く含まれます。

 

これらは残置物として、内装解体に入る前に解体業者によって回収され、廃棄処分されます。

 

その後、容器包装リサイクル法にそって、分別排出されます。