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2023.03.19すべて

店舗の解体工事の種類

解体 大坂 

店舗の解体工事の種類

店舗の解体工事とは、開業のために持ち込んだ機材等を運び出すだけではありません。原状回復をした上で、明け渡し先の条件に合わせて解体作業をすることが大切です。

この記事では作業の内容と作業方法について、解説します。

内装解体工事

店舗の解体工事の最初に行う作業が、この内装解体工事です。これは、この後に行う作業の内容が異なったとしても必ず必要になる作業になります。

開業のために持ち込んで設置したものなどを、解体して撤去します。

原状回復工事

原状回復工事とは、その名前の通り「入居する前の状態に戻して明け渡す事」です。借りた時の状態が、建物の構造体のみであればその通りに戻します。

店舗として扱う物件ですと一般的に、壁のタイルや壁紙のない「スケルトン(骨組みだけの状態)」がほとんどでしょう。

店舗の撤去の解体工事を原状回復と指定されたケースでは、ほとんどの場合、スケルトン工事と思っても大丈夫でしょう。

ケースによっては、原状回復などといって異なることを要求していケースもあります。入居する前の状態をよく確認してから、話し合ってから解体作業を進めましょう。

スケルトン工事

スケルトン工事は、内装、厨房機器、タイル、水回りなどの設備を解体工事する事をいいます。

エアコン、排気ダクト、電気配線なども解体して建物の構造体のみとする工事がスケルトン工事です。

鉄筋コンクリートの建物ですと、いわゆるコンクリート打ちっぱなしの状態にする事になります。

部屋の中にあるもの全てを解体工事して撤去する工事がスケルトン工事です。

廃棄物処理

内装解体工事・原状回復工事・スケルトン工事、どの工事に関しても解体工事作業の過程で廃棄物がでます。この発生した産業廃棄物の処理を適正に行うことが必要です。

店舗の解体工事で原状回復などで発生する廃棄物は「産業廃棄物」になります。

一般廃棄物のように処分する事ができないので、産業廃棄物の許可を持った業者に依頼しましょう。

設備工事

原状回復工事のケースでは、電気、水道、ガス、電話回線、インターネットなどの設備の工事をすることも必要です。

あらかじめ設置されていた設備は、そのままにしておいて大丈夫でしょう。

入居した後に設置した設備などは店舗側の責任で撤去工事をしましょう。はじめから設置されていた設備でも老朽化が激しいケースなどには、店舗の解体工事を行う前に相談をしてから対応をするようにしましょう。