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2023.06.27すべて
店舗の解体工事費用の相場④
店舗の解体工事費用の相場④
残置物の撤去
解体工事の開始前に解体工事を円滑に行う為、残置物の撤去を行います。解体業者頼みにするだけでなく、前もって運び出せるものは、事前に自分で処分しておくことで解体工事費用の節約になるでしょう。
残置物とは家具や家電製品、書類や雑誌などの一般廃棄物として処理することができるものです。基本的には解体業者が処分することはできませんが、依頼して処分してもらうことも可能です。
解体業者が処分するゴミは産業廃棄物になります、産業廃棄物として処理を希望する場合には、一般廃棄物よりも費用は高額になります。
ライフラインの停止
残置物の処分が完了してから、電気やガス、電話などのライフラインの停止を契約している会社に連絡するようにしましょう。
契約の内容によっては、建物自体で契約を行っている場合もあります。次のテナントがすでに決まっている場合もあるために、前もってテナントのオーナーなどに確認をしてから停止の連絡を行うようにしましょう。
また水道など店舗の解体工事の作業で使いたい場合には、停止してしまうと解体工事の作業を進めることができなくなるために水道は解体業者に相談しましょう。
足場の設置や養生の設置
店舗の解体工事でも、足場の設置や養生などをしっかりと設置する必要があります。解体工事で発生する騒音や粉塵などが、周辺の店舗や住宅などに悪影響を及ぼす可能性があるからです。
もし店舗の解体工事中に影響を与てしまった場合には、大変なトラブルなどになってしまう可能性があります。周囲で営業していたり生活している人達への配慮は欠かすことは出来ません。
特にエレベーターや階段などの共有スペースなども、解体工事で発生した廃棄物などの搬出路になります。解体工事の作業中も迷惑をかけずに解体工事後も問題なく利用することができるよう、しっかりと養生を行いましょう。